small planet 　　　 「自分たちの住んでいる広大な世界も、俯瞰すると小さな世界のように思えてくる。そこには人々の営みが見えてくる。まるでミニチュアのように見えて不思議な写真かと思うかもしれないが、実は人が見る目線にとても似ている。人の視線は絶えず動いていて、意識して見られる風景は実際の風景のごく一部分だけで、写真のように風景全体を把握できる目線を持ち合わせていない。俯瞰から覗き込んだような目線は神の目線のようだと言う人もいるが、実は人が高いところに登って見下ろした時の目線そのものでもある。僕たちが当たり前のように目にしている写真や絵画の風景が実はいくつもの目線を繋いだ視線の描写であり、画面の一部に焦点が合った写真は人が瞬間的に見た目線により近いのかもしれない。」 　　　　 The expansive world we live in starts to look small when viewed from overhead. This perspective sheds light on our activities as a species. Many find these photographs odd, thinking they resemble dioramas, but in actuality this is very close to how our eyes see the world, always on the move. When we see a landscape, we only focus on a single part, unequipped to capture the entire image at one time, as with a photograph. Some folks have said the view from overhead is like the perspective of the gods, but it's also the perspective of any normal person, looking down from way up in the air. We take the views afforded by photography and paintings for granted, when in actuality they comprise multiple perspectives. Focusing on a single portion of the image is perhaps closer to how the human eye sees things in the moment. 　　　　 (un)real utopia / カタログより ーーーーーーーー イタリア ミラノ / ドォーモ Italy Milano / Duomo 2012 image size : H18.9 x W24cm print size : H26.4 x W31.5cm 　 chromogenic print edition : 1/20 　　 ※ その他、本城 直季 各写真集より他のイメージをご希望の方はお問い合わせくださいませ。 　　　 　　　 ーーーーーーーー 　　　 本城 直季 Naoki Honjo 1978年、東京都出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術研究科メディアアート修了。実在の風景を独特のジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』で2006年度木村伊兵衛賞を受賞し、一躍注目を集める。４×５判カメラのあおり、空撮、世界へ及ぶ広範なロケ地選定など、構築的に積み重ねられた要素が現す視点が特徴的。メトロポリタン美術館やヒューストン美術館などに作品が所蔵されているだけでなく、雑誌や広告など幅広い分野で活躍している。

small planet 　　　 「自分たちの住んでいる広大な世界も、俯瞰すると小さな世界のように思えてくる。そこには人々の営みが見えてくる。まるでミニチュアのように見えて不思議な写真かと思うかもしれないが、実は人が見る目線にとても似ている。人の視線は絶えず動いていて、意識して見られる風景は実際の風景のごく一部分だけで、写真のように風景全体を把握できる目線を持ち合わせていない。俯瞰から覗き込んだような目線は神の目線のようだと言う人もいるが、実は人が高いところに登って見下ろした時の目線そのものでもある。僕たちが当たり前のように目にしている写真や絵画の風景が実はいくつもの目線を繋いだ視線の描写であり、画面の一部に焦点が合った写真は人が瞬間的に見た目線により近いのかもしれない。」 　　　　 The expansive world we live in starts to look small when viewed from overhead. This perspective sheds light on our activities as a species. Many find these photographs odd, thinking they resemble dioramas, but in actuality this is very close to how our eyes see the world, always on the move. When we see a landscape, we only focus on a single part, unequipped to capture the entire image at one time, as with a photograph. Some folks have said the view from overhead is like the perspective of the gods, but it's also the perspective of any normal person, looking down from way up in the air. We take the views afforded by photography and paintings for granted, when in actuality they comprise multiple perspectives. Focusing on a single portion of the image is perhaps closer to how the human eye sees things in the moment. 　　　　 (un)real utopia / カタログより ーーーーーーーー フランス パリ France Paris 2009 image size : H18.9 x W24cm print size : H26.4 x W31.5cm 　 chromogenic print edition : 1/20 　　　　 ※ その他、本城 直季 各写真集より他のイメージをご希望の方はお問い合わせくださいませ。 　　 ーーーーーーーー 　　　 本城 直季 Naoki Honjo 1978年、東京都出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術研究科メディアアート修了。実在の風景を独特のジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』で2006年度木村伊兵衛賞を受賞し、一躍注目を集める。４×５判カメラのあおり、空撮、世界へ及ぶ広範なロケ地選定など、構築的に積み重ねられた要素が現す視点が特徴的。メトロポリタン美術館やヒューストン美術館などに作品が所蔵されているだけでなく、雑誌や広告など幅広い分野で活躍している。

small planet 　　　 「自分たちの住んでいる広大な世界も、俯瞰すると小さな世界のように思えてくる。そこには人々の営みが見えてくる。まるでミニチュアのように見えて不思議な写真かと思うかもしれないが、実は人が見る目線にとても似ている。人の視線は絶えず動いていて、意識して見られる風景は実際の風景のごく一部分だけで、写真のように風景全体を把握できる目線を持ち合わせていない。俯瞰から覗き込んだような目線は神の目線のようだと言う人もいるが、実は人が高いところに登って見下ろした時の目線そのものでもある。僕たちが当たり前のように目にしている写真や絵画の風景が実はいくつもの目線を繋いだ視線の描写であり、画面の一部に焦点が合った写真は人が瞬間的に見た目線により近いのかもしれない。」 　　　　 The expansive world we live in starts to look small when viewed from overhead. This perspective sheds light on our activities as a species. Many find these photographs odd, thinking they resemble dioramas, but in actuality this is very close to how our eyes see the world, always on the move. When we see a landscape, we only focus on a single part, unequipped to capture the entire image at one time, as with a photograph. Some folks have said the view from overhead is like the perspective of the gods, but it's also the perspective of any normal person, looking down from way up in the air. We take the views afforded by photography and paintings for granted, when in actuality they comprise multiple perspectives. Focusing on a single portion of the image is perhaps closer to how the human eye sees things in the moment. 　　　　 (un)real utopia / カタログより ーーーーーーーー ロンドン / タワーブリッジ London Tower Bridge 2007 image size : H18.9 x W24cm print size : H26.4 x W31.5cm 　 chromogenic print edition : 1/20 　　　 ※ その他、本城 直季 各写真集より他のイメージをご希望の方はお問い合わせくださいませ。 　　　 ーーーーーーーー 　　　 本城 直季 Naoki Honjo 1978年、東京都出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術研究科メディアアート修了。実在の風景を独特のジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』で2006年度木村伊兵衛賞を受賞し、一躍注目を集める。４×５判カメラのあおり、空撮、世界へ及ぶ広範なロケ地選定など、構築的に積み重ねられた要素が現す視点が特徴的。メトロポリタン美術館やヒューストン美術館などに作品が所蔵されているだけでなく、雑誌や広告など幅広い分野で活躍している。

gelatin silver print H12cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

gelatin silver print H12cm x W16.5cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 ( 希望により額装を承っております / メールにてお問い合わせください ) < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

W 47cm x D 38cm x H 5cm ( 窓寸 W 32cm D 23cm ) 　 < フレーム > クレヨンで着色したかのような味わい深いフレーム。額だから絵を入れる使い方が普通ですが、そのまま壁にかけておいたり立てかけておくのがオススメです。(なんだか早口言葉みたいに・・・)　

gelatin silver print H12cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

gelatin silver print H12cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：C ( 上中央、折れがあります) < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

gelatin silver print H12.2cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

gelatin silver print H12cm x W16.5cm 状態：C < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 ( 希望により額装を承っております / メールにてお問い合わせください ) < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

W 28cm x H 22cm < イタリアにも寄木があるとは > 壁にかけることができるプレートです。イタリア風景のようで、寄木がイタリアにもあるとは…！と、ビックリした一品です。誰かの家にかかっていたような味が出ていて素敵です。

ギリシャの詩人コンスタンディノス・カヴァフィスの詩をオマージュに、デュアン・マイケルズの写真10点とが合わさった作品集。 出版社：Addison-Wesley Pub 刊行年：1978 状態：B (比較的綺麗ですが表紙に大きな焼け跡があります) < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

gelatin silver print H12cm x W16.5cm 状態：A < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 ( 希望により額装を承っております / メールにてお問い合わせください ) < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

gelatin silver print H12cm x W16.5cm 状態：A < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 ( 希望により額装を承っております / メールにてお問い合わせください ) < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

gelatin silver print H12cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

gelatin silver print H12cm x W16.5cm flamed 30cm x 30cm 状態：B < 映画のワンシーン > 幼い頃に見た映画の記憶は体験として鮮明に覚えている。満員御礼で階段に座って見たり、急に静かなシーンになると食べているポップコーンの口が止まったり、内容よりも一緒に見に行った人のことが気になったり。(映画に限らずですが) 映画の写真は、そんな誰かの何かの記憶を引き出してくれると思います。 < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態 ※ printのみ ¥5,000. ＋税 お問い合わせください

川内倫子さんの写真集の中でも、装丁も含めて一際大好きな作品集。様々な動物の出産シーンは、出産のタイミングに駆けつけて撮影をしたそうです。 出版社：リトル・モア 刊行年：2004 (初版) ページ：178p 状　態： A < 状態について > A　比較的、綺麗な状態 B　古物として一般的な状態 C　キズや汚れ、焼けなどが目立つ状態

21 × 15cm 100部 限定 page : 44p ーーーーーーーーーーー 　　　　 「キネカ」　 　　　　 父方のおじいちゃんが死んだ時、母は、弔いの演技しているように私には見えた。けれど、そう感じながら子の私はタイミング良く飛び込んだ胸で、しっかり号泣できたのだった。知らずに演じている。母として 父として 子として 家族として与えられた役を全うしようとそれぞれ台本をもっている。アドリヴだらけな人生の中でしっかりと線が引かれているのは各自の主人公だろう。セリフを口にしてみたところ台本と違えば、カットをかけて関係をやめてしまうことだってお互いある。家族とは、それでも演じきれるひとつの劇団なのだと思う。いつだって降りられるし、種明かしだって出来る。けれどそれをしないのはどんなに舞台の外へ出たとしても、懐かしさの無意識の中には既にセットされた愛しさが出番を控えているからだ。 　　 2015 小田川悠

28.4 × 21.1cm 100部 限定 page : 60p ーーーーーーーーーーー 　　　 「水平に上げられた手の方へ」 　　　 いいホテルや旅館に泊まり、おいしいものを食べ、ガイドブックに載っている観光名所を見てまわる。そんな家族旅行にたくさん連れて行ってもらったし旅行というほどでもなく、どこかの埠頭や船のある公園、誰もいないスタジアム、トンビが飛んでいる浜辺などに連れていかれた時もある。思いだそうとしても、そこで何をしたのかなんてのは、グチャグチャと混ざり合って１つの大きな記憶違いの塊となっている。その記憶の中は、痛みを一時的に忘れるためにどこかから逃げてきたようで、どこか曇っていて、感じられるものがあまりない。それでも、浅瀬に大きなカニがいて騒いだこと、シャンデリア風なガラスのお土産が欠けたこと、いつだって花火は遠くて最後まで見ることはなかったこと、突然不機嫌になる母や姉に、なすすべもなく床のマス目に合わせて歩いたこと、自転車で先を走る父は曲がる方へ手を水平に上げていたことなど、夢だったのかもしれない些細な瞬間ばかりをよく憶えている。今でもそれらの記憶が私をどこかへ連れていこうと手招きしてくる。正しいとも感じてはいないけれど、無視したところで変に思いが強くなってしまいそうな面倒な（それはやっぱり家族の）ことだから、私は、自転車で先を走る父が水平に手を上げて曲がる方向を示していたあの頃と同じようにただついていく。信号をたどっていけば、昔からよく知っている“大きな指に抓まれているあの感覚”へと、ちゃんと還れる。そんな気がしはじめている。 　　　　 2016 小田川悠